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垂水区 坂口歯科クリニック
診療時間
09:00~13:00 /
14:30~19:00 /

【休診日】日曜日・祝祭日
★水曜日・土曜日は18:00迄です。
※最終予約受付は30分前まで

予防歯科
Preventive Dentistry

予防歯科について

皆さんは予防歯科をご存知でしょうか?
むし歯や歯周病の進行を抑えるために、歯科医院で予防をすることです。「虫歯になったから歯科医院に行く」それも勿論間違いではありませんが、現代の歯科医院は虫歯を治すだけの施設ではありません。

虫歯治療を行って削った歯は二度と元には戻りません。また、治療した箇所に隙間ができ、そこから虫歯が再発することも非常に多いです。そして再発した虫歯を治すためにまた歯を削る、そんなことを繰り返していたら最終的には抜歯することになってしまいます。

予防歯科

また、歯周病の進行抑制に必要なものとして、毎日の正しい歯磨きが挙げられます。普段、皆さんが行っている歯磨きだけでは不十分な場合があります。正しい歯磨きの方法を歯科衛生士に教わりましょう。歯石など、自分では取り除くことのできない汚れを除去することも歯周病進行抑制には必要です。歯周組織精密検査を受けていただき問題が見つかれば、歯肉の中に深く入り、骨を溶かしてる歯石を取り除きます。歯石除去以外にも、歯周病原菌やその毒素などの汚れを、歯の根から除去することで歯肉の炎症の軽減をはかります。

近年では「虫歯や歯周病を防ぐ」ために定期的に歯科医院に通う予防歯科がヨーロッパでは既にスタンダードな考え方です。歯医者はむし歯を治療するところという考えを捨て、歯医者で定期的に検診を受けましょう。生涯健康な歯を維持するためには、日頃のご自宅でのケアの徹底と、歯科医院での定期健診が必要です。

皆様の歯の健康をしっかりサポートさせていただきますので、神戸市垂水区で歯科医院をお探しの方は是非当院へお越しください。

当院の予防歯科の特徴

医療面接の実施

当院では、生活習慣や患者背景、今まで受けてこられた治療やご本人様の価値観を伺っております。その理由は、「生活習慣が口の環境に影響する」と考えている為です。

朝何時に起きて、お昼何時に食べて、車通勤の方は通勤中に何か食べたりしやすいし、デスクワークの方はデスクにおやつをちょっと置いておいて食べやすかったりするので、無意識の内に行っている口腔内にとって危険な習慣がないかを確認させていただきます。
また、その他にも晩酌の時間はどれくらいか、おつまみは食べるのか、歯磨きはいつするのかなど。

以前に受けた治療は最後まで終わったのか、終わってないのかによって、この方が本当に必要なことは何なのか、意識は価値観はどうなのかなど探っていきます。
また、ご両親の体の状態やお口の状態もお伺いします。

これらの内容をカウンセリングすることにより「どんな予防などができそうか」を患者さんと一緒に考えていきます。

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情報提供と伝達

当院では、必ず歯周病の病因論についてご説明させていただております。全ての事象に対して言えることですが、「知っている」と「知らない」では大きく異なります。ご自身の歯や口腔内、そして健康に関しては、より重要だと思います。

そこで、当院では「なぜ歯周病が起きるのか?」「どのような病気なのか?」ご自身に理解いただき、「ご自分で病気を予防するんだ」という想いをもって頂くために、情報提供と伝達を実施しております。

歯肉炎の段階の方は悪化しないように「予防」できるが、一度歯周病になると「治療」になります。

生涯ご自身の歯で過ごせるように、しっかりと知識を得ていただき、予防を進めていただければと思います。

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虫歯予防
  • ブラッシング指導
  • フッ素塗布
  • 間食などの生活習慣指導

カウンセリングでお伺いした生活習慣をもとに、「どんなことができそうか」を患者さんと一緒に考えています。

歯周病予防
  • 情報提供と伝達
  • ブラッシング指導
  • ご自身での日々のブラッシング
  • 定期的な歯科医院でのメンテナンス

歯周病に関する情報提供と伝達により、患者さん自らのブラッシングや予防が大事だという共通認識の構築。

「健口寿命」って知っていますか?

まずは、下の図を見てみて下さい。
現代の日本においては、平均寿命に対して、健康寿命がは大きく差があります。また、お口の寿命はもっと差が開いています。
なぜ、このようなことが起こると思いますか?

健口寿命

ちなみに、OECD加盟国中の平均寿命と健康への意識をみてみると以下のような結果が出ています。
日本は、平均寿命の高さと反比例している結果が出ています。

健口寿命

上記のグラフになる原因の一つに図のような結果があります。
ご覧頂ければわかると思いますが、他国に比べ、我が国日本は、圧倒的に歯科への定期健診を含めた受診率が低いのです。その結果、80歳になった時にご自身の天然歯の残存数の差に表れています。そして、この「天然歯の残存数」が、健康に大きく関与しているのです。

神戸市垂水区の坂口歯科クリニックでは、8020運動を実施しております。
8020運動とは、80歳になった時に自分自身の天然歯が20本残ることを目指す運動です。

実際、日本に次ぐ世界第二の長寿国スウェーデンの80歳の老人の歯の残存数は、日本人の2倍以上(21本)で自分の歯で生活できる方が多くおられます。なぜならスウェーデンの人々は、歯医者は治療のためでなく、歯の汚れの除去や歯や歯ぐきの健康チェック、そして予防のため(メインテナンス)に歯医者に行くのが普通と考えているからです。

健口寿命

予防歯科を受けて歯を大切にするという習慣が普通であり、これは上記の図のように、アメリカやヨーロッパ各国もほぼ同様です。それに対して日本人のメンテナンス率は約2%です。しっかり定期的に予防歯科(メンテナンス)を受けることによって、天然歯で一生過ごせることが可能になります。

しかしながら、 平成23年の歯科疾患実態調査では、日本国内で8020を達成できている方は、38.3%という残念な結果が出ているのが実情です。

8020運動

また、歯の数とからだの健康度は深い関係があります。

歯の数とからだの健康度

ご自身の天然歯が揃っている方は、自分に対する健康の感じも高いという結果が出ています。
つまり、先程の「日本は平均寿命は高いのに、健康と思う割合が低くなっている理由」と言えます。

言い換えれば、お口の状態・歯の状態がしっかりしていれば、健康と思う割合が高くなります。
それだけ、ご自身の歯で生活をすることは、全身の健康への大きな影響を与えていると言えます。

歯数が減ることで栄養はどう変わる?
歯の数とからだの健康度

また、歯の本数によって栄養の摂取量にも差が生まれます。その参考資料が以下となります。

残存歯数が少ない方では、カロテン、ビタミンC、カルシウムなどの栄養素の摂取が少なく、逆に炭水化物の摂取量が多いという結果が出ています。
如何に、ご自身の歯で生活をすることが重要かをご理解頂けるかと思います。

また、平成23年度の健康寿命時に歯は何本残っているかというと・・・

健康寿命時に歯は何本残っている?

図のように、70歳から74歳の1人平均喪失歯数は、11本です。全く8020に届いていないことが分かって頂けるかと思います。そして、歯が健康であるとそうでないとでは、コスト面にも差が生まれます。

医療費と歯数の関係

健口であれば、医療費ももちろん抑えることが可能になります。
定期的な検診を受けることで、事前に歯の状態チェックでき、早期治療などを実施する方が長い目でみてもトータル的に使用する金額は、大きく変わります。健口であれば、体も健康で、尚且つ美味しく食事がいつまでも楽しめ、無駄なコストも抑えれるという良いこと尽くめなのです。

健康な歯がある方は「要介護」になりにくいという結果も

これらだけでなく、ちゃんとご自身の歯で噛める方は、認知症になりにくく、肥満にもなりにくいと言われています。それだけご自身の歯で生活をするということは、重要なことなのです。
しっかりと定期健診を受けて、坂口歯科クリニックで8020を一緒に達成しませんか?

歯の数とからだの健康度

噛める事と全身の健康の関わり

①適切な栄養をとるには、噛める事が必要
②噛みあわせのバランスは体のバランス
認知症の予防(脳の血流が良くなる)
④噛み砕く事で、消化を助ける
集中力を高め、同時にストレスを緩和する
⑥20歯以上の人は、野菜、魚介類の摂取が多く、その結果、ビタミンD,B1、Bなどが 十分摂取できてる、一方噛めない人は糖質主体の食事になる(糖質欠乏症はない)

噛める事と全身の健康の関わり

よく噛むことが、なぜ大事なのか?

「よく噛んで食べなさい」と皆様も一度は耳にしたことがあるでは、ないでしょうか?その理由はどうしてなのか、ご存知ですか?

よく噛むと食べ物が細かくなって「消化にいい」ってだけではなく、よく噛んで食べると以下のような「良い事」があるのです。歯科業界で有名な言葉で、「ひみこの歯がいーぜ!」というものがあります。

それは、以下のような内容を指します。

歯の数とからだの健康度

噛めば噛むほど、
歯も顎の骨も関節も筋肉も強くなります

歯も顎の骨も関節も筋肉も強くなる

よく噛むには、歯、顎の骨、顎の関節、顎を良く動かす筋肉、口のまわりの筋肉、頬、舌、唇など、多くの部分が互いに協力し合っています。これらは働けば働くほど、鍛えられて丈夫になります。

噛むと唾液がたくさん出て、
唾液が口の中を洗ってくれます

唾液が口の中を洗ってくれる

噛めば噛むほど唾液がたっぷりと出ます。普通1日に1リットルぐらい出ます。唾液は、口の中の食べかすやバイキンを洗い流して、虫歯や病気を防ぐ働きをしてくれます。

唾液には初期の虫歯を
治す働きがあります

唾液には初期の虫歯を治す働きがある

唾液には、歯と同じ成分が含まれていて、大きな虫歯の修理はできませんが、初期の虫歯なら酸で溶けてしまった部分の修理をする働きを持っています。唾液は汚いものではなく、本当はとても大切なものなのです。

歯を長持ちさせる4つのコツ

今の自分の口を知ろう!

お口や歯の状態は、もちろん個人個人で異なります。また、歯石がつきにくい歯や虫歯になりやすい歯なども各人異なります。初診時に、しっかりと原因を追究し、どのようなリスクがあるかを知っておくことにより、将来の対策を立てて実践し、歯を長持ちさせることできます。

自分にあった道具を使う!

歯ブラシには、サイズをはじめ毛先の固さや形状など様々な種類があります。数多くの歯ブラシの中で、最も適した歯ブラシを使用されるのも重要です。もし、適していない歯ブラシをずっと使い続けると悪化する恐れもあります。しっかりと定期検診を受けて、プロに歯ブラシも見立ててもらいましょう。

歯をリラックスさせよう!

無意識のうちに歯を噛んでいませんか?普段は、口は閉じているけど歯と歯の隙間は空いているのが正常な状態です。睡眠中など、無意識に食いしばりや歯ぎしりなどを起こしていると大きな問題になります。

メインテナンスを受けよう!

定期メンテナンスを受けることによって、早期発見・早期治療が実施できます。また、しっかり定期的に予防歯科(メンテナンス)を受けることによって、天然歯で一生過ごせることが可能になります。

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